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住職の心書915.自分勝手 2

自分勝手

お釈迦様が国王を諭して言われました。
国王よ、よく聞きなさい。

穀物を得ようとすれば植えたり耕したりします。
大きな富を得ようとすれば布施を行います。
長寿を得ようとすれば慈悲を行います。
知恵を得ようとすれば学問を行います。
このように「種」に応じて報いが得られるのです。
悪いことをして良い報いが得られる事はありません。

多くの動物や人の命を犠牲にして、1人の安らかさを願うなど悪であって、良い報いが得られる事はありません。そのような生贄を伴う祈祷よりも、たとえ小さな事でも思いやりを持って布施を行い、功徳を積んで生きれば心穏やかになりやがては母親の病気も全快するでしょう。

これを聞いた国王も、そして国王の母親も、心に安らぎを覚え、恵まれない人々に施し、慈悲の行いをするようになると母の病気もたちまちに治ったといった話。

自分さえよければと言う一人よがりの生き方や誰かを犠牲にした生き方は、幸せになるどころか周りを悲しませる結果に繋がってしまいます。

知心寺 住職 眞田正適

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眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知...

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