住職の心書938.適材
「良工の材を用うるは、その木を屈せずして厦を構う。聖君の人を使うは、その性を奪わずして所を得しむ。」(性霊集)
訳)有能な大工は、木の曲直に従って材質を損なわずに向き不向きを見極めて家を造る。
聖人や君子も人のどのように扱うはその人の性格や能力を見抜いて、その人に合った地位や仕事をさせるものです。
材木にも曲がりやすい木、硬くて丈夫な木、柔らかい木、割れやすい繊細な木等の性質があります。
無理に曲げようとすれば折れたり、割れたりもしてしまう。
人間関係にとっても同じ事。
材質を知ろうともせずに、こちら側の思い通りにさせようとしても反発が起こり上手くいくことはまずありません。
人それぞれ性質は異なります。
否定するのではなくて適材適所を考える事が後に自分を支えてくれる仲間となっていく。
知心寺 住職 眞田正適
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