住職の心書949.方向
「あれを見て!」と指をさすと大概の方は指を見る事なく指をさした方を見ます。
「月を指すを見て、指を観て月を観ざるがごとく、名字に計著する者は、我の真実を見ず。」(楞伽経)
月を指さすときは、指(手段)ではなく月(目的)を見るべきであるといった意味。
その指自体は、あちらの方を見てもらうために用いた手段の一つにすぎません。
バタバタと業務や作業に追われているうちに、いつの間にか手段が目的化してしまうことがよくあります。
「目的は月を見ること」
今やっている事はあくまでも「目的」に至る為の「手段」であり、指先した先を見る事が大切であります。
知心寺 住職 眞田正適
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