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住職の心書22.煩悩即菩提

煩悩即菩提

密教では「煩悩をなくしてしまわずに、煩悩がそのまま菩提となる。」と説かれております。

干し柿は元から甘かったのではなく、渋柿を干してできたものです。
渋柿は、少しかじっただけで口が曲がるほどの渋みがありますが、渋柿の渋が時間をかけていつの間にか甘みに転換されていく。
煩悩を捨ててしまったら、渋柿を捨ててしまうようなものです。

渋柿の渋はそのまま甘みになっていけるような働きを持っています。
人間の欲もなくなるものではないし、捨てようとしなくても良い。

「捨てずに活かす。」

誰にでもある欠点や短所の中にも大きな可能性が秘められております。

知心寺住職 正適

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眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知...

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