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住職の心書927.繰り返し

繰り返し

ある男が托鉢に来られたお釈迦様に食事を供養した。

すると、翌日も翌々日もお釈迦様がこの男の家に托鉢に来る。

男はお釈迦様に対して「お前はしつこい奴だ。この前食事をあげただろう」と言い放ち供養する事を断った。
そのような男の対応にお釈迦様はこう説かれました。
「農夫は繰り返し田を耕し、神々は繰り返し雨を降らせる。人は繰り返し苦労し繰り返し生まれ死ぬ。」
「相応部経典」

一回、田を耕しただけでは土が柔らかくなる事はありません。
一回、水を与えたからといって実りが得る事はありません。
一回、苦労したからっていって人格が形成される事はありません。

「お布施をしっかりとしろ!」といった話ではなく、一度だけは身になることはないといった話であります。

日々繰り返すことによって血となり肉となっていくのです。

小さな事から毎日続けませんか?

知心寺 住職 眞田正適

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眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知...

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